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2018.12.04

  • ICTワールドニュース
  • 中国

【中国】微信支付(WeChat Pay)とLINE Pay、日本で戦略的協力

モバイル決済大手の微信支付(WeChat Pay)とLINE Payは11月27日、双方が協力して日本でモバイル決済を共同で推進していくと発表した。今回の協力で、日本の店舗は1つのシステム、1つのQRコードで、日本の現地ユーザにはLINE Pay、中国からの観光客には微信支付による決済をそれぞれ可能とする。微信支付の李培庫副総裁は、「今回の戦略的協力により、微信支付はLINE Payのオフライン運営能力と連携し、日本における本地(ローカル)生活シーンに一層浸透する。中国からの旅行客には、より多くの日本の街角で微信支付を利用できるようにし、有利な為替レートにより、両替や現金の準備等の煩雑さから免れることもできる」などと述べた。

今回の合意により、LINE Payも微信支付と統合することで、店舗に中国からの旅行客向けの決済機能を提供することになることから、より多くの日本の店舗のモバイル決済の導入につながるものとみられる。微信支付は既に日本で観光客が集中する場所をカバー、例えば、新千歳空港、ドン・キホーテ、富士急ハイランドなど、衣・食・住・旅行の各方面に及んでいる。2018年6月には、微信支付の日本での取引件数、金額、利用可能な店舗数は対前年同期比いずれも6倍以上成長。目下、微信支付の越境業務は、49か国家・地域に進出し、16通貨の取引に対応している。

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