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2018.09.26

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【南アフリカ】オレンジの投資ファンド、フィンテックベンチャーYocoに投資

フランスの通信事業者オレンジは9月7日、同社のアフリカ向け投資ファンドのオレンジ・デジタル・ベンチャーズが、南アフリカで決済端末と付加価値決済サービスを手がけるフィンテックベンチャーYocoに投資することを発表した。2015年に設立されたYocoは、モバイル販売時点情報管理(mPOS)の主要事業者の一つであり、小売業者向けのスマートフォンやタブレットによるカード決済やPOSソフトウェアによる日常業務管理を提供しているほか、在庫管理や請求書発行、現金化等のソフトウェアやサービスも開発している。2万7,000社の中小企業(うち4分の3は従来カード決済未対応)が同社サービスを採用しているという。

同社に対しては、国際的に有名な投資ファンドであるPartechがシリーズBの出資を実施しているほか、FMOやQuona Capital、Velocity Capitalも出資しており、総額2,300万ドル(約25億5,000万円)が調達されている。今回のオレンジ・デジタル・ベンチャーズによる投資は、アフリカにおけるデジタル・イノベーションとスタートアップ・エコシステムを支援するという目標にも合致している。