インドの配車アプリ最大手Olaは8月7日、英国市場への進出計画を公表した。来月中にもサウス・ウェールズ及びグレーターマンチェスターでサービスを開始（既に営業免許は取得済み）、既に英国市場に展開しているUberに対抗し、英国内の各自治体とも協力して本年末までに英国全土でのサービス展開を目指すとしている。
同アプリは、利用者に個人ハイヤー（PHV）とブラックキャブのオプションを提供する唯一のアプリであり、将来的にはオプションの拡大も視野に入れているとしている。同アプリの海外展開は本年2月のオーストラリアに続くもので、現在同国内の主要7都市で事業を展開中。犯罪履歴調査（DBS）をクリアした運転手や24時間年中無休の音声サポート、緊急連絡先との乗車状況の共有オプションなどを含む乗客の安全を最優先にした取組みを行ってきたとしている。
Olaの共同設立者兼CEOであるBhavish Aggarwal氏は「世界で最も進んだ配車市場の一つである英国における計画を発表できることに大変興奮している。英国は魅力的な市場であり、拡大するモビリティのニーズに対して、責任ある魅力的な新サービスを提供できることを楽しみにしている。全国展開に当たっては政策立案者や規制当局との関わりを継続させていきたい」と述べている。
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