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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2018.03.08

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【IPC】『2017年IPC越境Eコマース購入者調査(2017 IPC Cross-Border E-Commerce Shopper Survey)』調査結果

 国際郵便機構(IPC)は2017年9-10月に、31カ国の28,892人を対象に、『2017年IPC越境Eコマース購入者調査(2017 IPC Cross-Border E-Commerce Shopper Survey)』を行った。
 今回の調査では、追跡機能を常に利用している顧客が大幅に増加していることが明らかになった。
 郵便事業者の扱う越境Eコマース小包では、軽量商品で(51%が500g以下)、低価格商品(39%が25ユーロ未満)が増加している。
 今回の調査では、越境購入品の送料無料が拡大していることが明らかになり、「最近、越境Eコマース商品を送料無料で購入した」と回答した人は62%にのぼった。配送時間が15日以上になると、4分の1以上が、時間が長いと感じていることが明らかになった。
 現在も、越境小包は物流事業者の取り扱いより郵便利用が多いが、競争の激化により、シェアはわずかに減少している。
(IPC 2018年1月30日等)
 
(ひと言)
 昨年、越境小包の3分の2以上は郵便事業体によって配達され、また越境購入の半数以上はアリババ、アマゾン、イーベイの最大手3社を通じて行われた。
「最近、越境小包をどの配達業者から受け取ったか」という質問には、70%の回答者が「郵便事業体」、16%が「その他の配達業者」と回答し、14%は「どの事業者が配達したのかわからない」と回答した。「その他の配達業者」でいちばん多かったのはDHL(4%)で、2位はUPS(2%)だった。