2018.01.09
【英国】ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)、郵便局の将来を確保するための大型投資を実施すると発表
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)は2017年12月20日、郵便局の将来を確保するために3億7,000万ポンドを投資すると発表した。
このうち、2億1,000万ポンドは郵便局ネットワークの近代化に投じられ、基本的なサービスの提供を維持するとともに、営業時間の延長や、顧客が列に並ぶ時間の短縮に向けた取組みを進めるとしている。残りの1億6,000万ポンドは、銀行支店が撤退した農村地域で運営されている「町で最後の店」と位置づけられているような郵便局支店の維持に充てられる。
この投資は、2018年4月から2021年3月までの3年間に実施される。
(BEIS 2017年12月20日等)
(ひと言)
郵便局会社は2010年以降、政府から20億ポンド以上の投資を受け、郵便局ネットワークの近代化を実施してきており、これまでの成果も発表した。今回の投資は、この方針を更に推進し、顧客の利便性を向上させるものであるとBEISは説明している。