2018.02.22
【米国】T-モバイルのLTEネットワークへの電波干渉、原因はビットコインのマイニング
米連邦通信委員会(FCC)は2月15日、ブルックリンの住民によるビットコインのマイニング(採掘)によって、通信キャリアT-モバイルのブロードバンド網が干渉を受けていたことが調査で判明したと発表した。T-モバイルは、ブルックリンの700MHz帯LTEネットワークが住民の仮想通貨マイニングに起因する電波放射の干渉を受けていると苦情を申し立てていたが、FCCも今回の調査でこれを確認。FCCは、マイニングによって、T-モバイルに割り当てられた周波数でかなりの強度の電波が発生し、悪影響を与えていたと説明。「Antminer S5」と呼ばれるビットコイン採掘機の使用は、連邦法に違反するもので、罰金、起訴、機器の押収につながる可能性があるとしている。