2018.02.06
【韓国】文在寅政権の規制革新具体策発表
「原則的許容・例外禁止」のネガティブ規制転換と規制サンドボックス導入を推進する、文在寅政権の規制革新政策が具体化された。1月22日に大統領主宰で開催された規制革新討論会で「新産業・新技術分野規制革新推進方案」が発表された。この対策は、2017年9月に政権の規制緩和方針として発表された「新政府規制改革推進方向」の具体的履行策を示した後続措置。
今回は特に、超連結知能化革新、FinTech活性化を通じた金融革新、エネルギー新産業革新、自律走行車規制革新、ドローン産業育成、スマートシティ造成・拡散の先導事業に焦点を合わせたことが特徴。そのため、政府は包括的ネガティブ規制転換(38課題)、規制サンドボックス導入(4分野)、新産業現場問題解決(89課題)を進める。特に、規制サンドボックス導入を進める4分野(ICT、FinTech、産業融合、地域革新)における根拠法整備のため、情報通信融合法、金融革新支援など4つの法律の制定・改定案が2月の国会で論議される予定。