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P2Pネットワーク実験協議会 シンポジウム
「P2P技術の利用・サービスに関わる取組・実験の最新動向」の開催について

2008年2月1日
P2Pネットワーク実験協議会

1.趣旨

 インターネット利用の急速な拡大とブロードバンド化の進展に伴い、通信と放送の融合が大きな歴史的流れとなって進展しています。特に、CDN(Contents Delivery Network)に代表される映像配信は、益々本格化していくものと思われます。これに伴い、高品質・大容量の動画像等を限られた資源であるネットワークに安全かつ効率よく配信する必要性が高まって参りました。
 P2P(Peer to Peer)ネットワーク技術は、こうした需要にこたえる有効な技術として確立されてきておりますが、ネットワーク負荷状況の正確な把握など、なお検証すべき課題も残されています。また、P2P技術を利用したネットワーク自体は、コンテンツ保護・課金・認証などの機能を有しているわけではなく、他の技術との組み合わせにより実現する必要があり、安全性や運用面も含めた検証を行い、利用者に周知していくことも、現実の事業モデルを構築する際には大きな課題であると考えられます。
 このため、2007年8月9日、総務省の支援の下、「P2Pネットワーク実験協議会」を設立し、P2Pに関する社会的理解の促進、技術的測定、今後解決すべき課題の抽出などを目的とした実証実験の推進を行うこととしました。
 本協議会において、会員企業・団体により、利用者が安心して映像配信を受けられるための事業者としての自主的なガイドラインを策定して参りました。

 本シンポジウムでは、P2Pの技術動向をはじめ、協議会で策定したガイドライン、並びに実ビジネスを志向した実験などを広く紹介し、P2P技術の利用、活用に関する理解を深めていただき、P2P技術を利用したサービス、ビジネスの可能性を追求することを目的として開催いたします。

2.主催者等

主催 :P2Pネットワーク実験協議会
後援 :総務省   財団法人 マルチメディア振興センター

3.対象者

 P2P技術を用いた配信に関心のある報道関係者、コンテンツホルダー、配信事業者、通信事業者、ISP、技術ベンダー等、その他一般の方々(定員200名)


4.参加費

 無料

5.概要

(1)日時
   2008年2月19日(火)10:30−16:50(10:00開場)

(2)場所
   東京大学 本郷キャンパス 工学部(新)2号館 1階 213講義室
   東京都文京区本郷 7-3-1
   (最寄駅)
   ・丸ノ内線 本郷3丁目駅、大江戸線 本郷3丁目駅
   ・南北線 東大前駅、 千代田線 根津駅


6.参加申込方法

 http://www.fmmc.or.jp/P2P/pub/sympo/entry.htmlより、お申し込みください。登録完了しましたら、登録証をご登録頂いたメールアドレスにお送りいたしますので当日ご持参ください。受付にあたり名刺が必要になりますので合わせてご持参ください。
 こちらのページから登録できない場合は、件名に「P2P協議会シンポジウム申込」とご記入の上、上記入力項目をご記入の上、p2pconf@fmmc.or.jpまでお知らせ頂ければ幸いです。
 尚、会場の都合により、登録につきましては先着順とさせて頂きますので、あらかじめご了承ください。

7.プログラム

 別紙 参照

※P2Pネットワーク実験協議会(http://www.fmmc.or.jp/P2P/about.htm
 インターネット利用の急速な拡大とブロードバンド化の進展に伴い、今後のインターネット利用における映像配信はいよいよ本格化していくものと思われます。これに伴い、高品質・大容量の動画像等を有限の資源であるネットワークに安全かつ効率よく配信する必要性が重要となってまいりました。P2P(Peer to Peer)技術は、こうした需要にこたえる有効な技術手段です。こうした中、P2P技術の積極活用によりネットワーク混雑解消、トラフィック分散の手法の確立に向けては、実証実験が必要とされています。
 一方、コンテンツホルダーからは、低コストで効率的配信技術が求められています。他方、配信事業者からは、配信チャネルの多岐化・融合化戦略の一環として、CDNに代わる、あるいは補完する手段として、P2P技術が注目されています。ここでは、ユーザーの増加にも柔軟に対応できるスケーラビリティの確保、サーバコストの削減等、配信の効率化、など期待が寄せられています。
 以上のような背景を踏まえ、P2Pに関する社会的理解の促進、技術的測定、今後解決すべき課題の抽出などを目的として、総務省支援の下、P2P技術ベンダー、通信事業者、配信事業者、及びコンテンツホルダーなどの関連事業者から構成する「P2Pネットワーク実験協議会(会長:東京大学大学院 浅見徹、事務局 財団法人マルチメディア振興センター)」が、2007年8月9日に設立されました。
◆これまでの実験については、http://www.fmmc.or.jp/P2P/about.htmからアクセスできます

 お問合せ先
 財団法人マルチメディア振興センター
  P2Pネットワーク実験協議会事務局 p2p-info@fmmc.or.jp
  (問合せ用URL)http://www.fmmc.or.jp/data/18/QAcontact.htm
〒105-0001 東京都港区虎ノ門三丁目22−1 秀和第二芝公園三丁目ビル 2階
Tel 03-5403-1090 Fax 03-5403-1092

別紙:プログラム
 ※現時点での想定内容です。今後、タイトル等変更される可能性はあります。

【午前の部】

◆10:30【オープニング】

10:30
(1) P2Pネットワーク実験協議会 会長挨拶
東京大学大学院教授 浅見徹
(2) P2Pネットワーク実験協議会 事務局挨拶
財団法人 マルチメディア振興センター 理事長 有冨寛一郎
10:50
(3) P2P技術への期待
総務省 総合通信基盤局電気通信事業部データ通信課長 黒瀬泰平

◆11:00【セッション1】 P2Pの最新動向
 P2P技術の最新動向、今後の可能性と課題等を概観し、セッション3以降で示される実験における各方式の位置づけ等を紹介します。

11:00
(1) P2P技術方式概観
P2Pのアーキテクチャーと特徴を概観します。
NTTコミュニケーションズ株式会社
先端IPアーキテクチャセンタ 西谷智広
11:20
(2) P2P技術による効果
P2Pサービスにおけるサーバー、ネットワークへの負荷について、国内外での測定、分析事例を紹介します。
ウタゴエ株式会社 取締役CTO 首藤一幸
(11:40-11:50質疑等)

◆12:30 【プレスコンファレンス】
P2Pを利用サービス/ソフトウェアに関するガイドラインのプレスコンファレンスを行います。


【午後の部

◆13:00【セッション2】P2Pサービスの課題解決に向けた取組
 P2Pを利用したサービス/ソフトウェアに関するガイドライン策定と、ネットワークの効率的利用に向けた実験検証の取組を紹介します。

13:00
(1) P2Pを利用したサービス/ソフトウェアに関するガイドラインの策定について
「利用者の設備がネットワークの一部を構成することによる新たな問題の解決を急ぐことが重要」であることから、利用者が安心してP2Pを利用できるようにするために策定したガイドラインについて紹介します。
東京大学大学院教授 江ア浩
13:20
(2) ネットワークの効率的利用に向けた実験の検証について
ネットワークの効率的利用に向けた実験について紹介します。
NTTコミュニケーションズ株式会社 u-Japan推進部企画戦略部門長 山下達也
(13:40-13:50 休憩)

◆13:50【セッション3】P2P技術を利用したビジネス・サービスの実例

・イントロダクション
P2Pネットワーク実験協議会事務局

14:00【セッション3-1】メディア業界と連携したビジネスモデル事例
 「ピアが持つエネルギーを新しい可能性につなげるためには、配信プラットフォームの事業モデルの成立が重要」・・事業モデルの実例として、メディア業界等と連携したビジネスモデルを紹介します。

14:00
(1) 映画祭作品の配信(BitTorrent方式)
BitTorrent日本上陸(法人設立)第一弾、東京ネットフェスティバルの作品映像配信を今年は初めてP2Pを利用・・その結果等を紹介します。
BitTorrent株式会社 SEマネージャー 室川豪
14:20
(2) アニメの配信(BitTorrent方式)
コンテンツホルダーの立場から、P2P配信への期待等について述べます。
株式会社 角川デジックス GM 竹田順一
14:40
(3) HDコンテンツ配信事例(SkeedCast方式)
SkeedCastを活用した高画質アニメコンテンツの配信事例を紹介します。
株式会社 ドリームボート 営業企画部 ゼネラルマネージャー 鈴木利弘

15:00【セッション3-2】P2P利用による新たなサービス・ビジネス事例
 「P2P配信プラットフォームを利用した新しいアプリケーションの誕生」を予感させる事例としてとして、ラジオ、テレビ放送等既存メディアと連携したサービス展開やポッドキャスティングへの適用事例を示し、P2Pを利用した新たなビジネスの可能性を探ります。

15:00
(1) コミュニティFM向けネットテレビ放送
都内某区から発信されるFM放送の舞台裏生映像のネット配信の結果について紹介します。(リスナー(視聴者)の反応など)
株式会社 ビットメディア 代表取締役社長 高野雅晴
15:20
(2) CS放送人気専門チャンネルを同時配信
人気の放送番組を常時ネットで同時配信・・誰でもPCで見られるようにしたサービスについて紹介します。
TVバンク株式会社
システム統括部 統括部長        川原洋
システム統括部 プロダクト企画部 部長 村上邦晴
15:40
(3) P2P技術によるポッドキャスト配信
コンテンツ更新時のアクセス集中問題の解決にP2P技術を適用したサービスについて紹介します。
株式会社 グリッドソリューションズ 取締役 須澤通雅

16:00【セッション3-3】P2P技術によるソリューション事例
 様々なニーズに適応することができるP2P技術ソリューションの可能性について、実証データを示して訴求します。

16:00
(1) ストリート系ダンス映像動画配信
滞在時間の長いダンス映像でP2P配信、品質の検証・評価について述べます。
ブラザー工業株式会社
ネットワークソリューションズ SBUプロデューサー 日比野義彦
16:20
(2) B2B向けP2Pソリューションによる配信
eラーニングやデジタルサイネージなど、ビジネス用途におけるセキュアなP2Pソリューションの可能性を探ります。
株式会社 ハイマックス
ビジネス開発室ビジネスデベロップマネージャー  田辺浩一
第2事業本部チーフアーキテクト  山口隼也

◆16:40【クロージング】
P2Pネットワーク実験協議会事務局